エアコンクリーニング|三菱霧ヶ峰|エアコンにお掃除機能は必要?
埼玉県さいたま市を中心にエアコンクリーニングを行っているワンダフルクリーンサービス店長の浦上です。今回は東京都練馬区で三菱霧ヶ峰お掃除機能付きエアコン(三菱MSZ-X5618S-W/2018年製)3台のエアコンクリーニングを行いました。ご訪問したらなんと小学1年生のお子様が、
当店マスコットキャラのワンダーくんのお家を工作してくれていました!!
とっても上手に段ボールで型取り、お家には扉を付けてそこからご飯も食べられるように工夫していました!とっても嬉しい出来事でした(^^)
今回のブログではエアコンに「フィルターの自動お掃除機能」は必要??についても触れながら作業紹介していきます。今後エアコンを買い替える際の参考にもなれば良いかなと思います。
三菱霧ヶ峰は省エネ大賞受賞のとてもエコなエアコンで有名です。今回クリーニングする霧ヶ峰Xシリーズには、体感温度を測り冷やしすぎず温めすぎない「ムーブアイ」、エアコンと扇風機のいいとこどり「ハイブリット運転(節電)」、自動で冷房運転切り替え「高温みまもり機能」など魅力的な機能が付いています。私個人的に一番おすすめのエアコンが三菱霧ヶ峰です。
フロントカバーを開けてダストボックスを取り出すとホコリがびっしり。ダストボックスの掃除ははあんまりやっていなかったそうです。。。お掃除機能付きエアコンでは有りがちな状態です。自動でお掃除してくれてるからフィルター掃除しなくて良いよね。。。とついついダストボックスの存在を忘れ、
かき集めたホコリが許容オーバーしエアコン内部で舞ってしまいます。
その結果、アルミフィンや送風ファンのカビ発生要因になってしまいます。メンテナンス方法を間違うとかえってエアコンを汚してしまう結果になるので要注意です。
以下の写真は別お宅のエアコンです。ダストボックスの掃除はほとんどやっていなかったかも??みたいな感じだったそうです。たぶん買った当初はやっていてそのうち忘れてしまったのかなーと思いました(;_;)
参考に載せておきます。
左写真:お掃除機能付きエアコン
・リビングに設置
・使用年数7年
・業者の分解洗浄は2回目
・冷房・暖房両方使用
右写真:ノーマルエアコン
・寝室に設置
・使用年数8年
・業者の分解洗浄は初めて
・冷房・暖房両方使用
リビングと寝室なので環境、稼働時間が違うため単純な比較にならないですがアルミフィンの汚れ方(ホコリの付き方)にここまで差が出ていました。自動お掃除機能とはいえダストボックスのお手入れは結局人の手が必要です。むしろ無い方が良いと思いませんか??
作業に戻り、続いて外装カバーやフィルターお掃除ロボをエアコン本体から外します。お掃除機能付きはこの作業工程が難しい部分。メーカー・機種により作業時間もかなり変わってきます。三菱霧ヶ峰は比較的分解し易い構造で助かります。
基盤からお掃除ロボットと繋がっている配線を抜いて分離させます。この作業を行わないとアルミフィン(熱交換器)やドレインパンのクリーニングは不可能。別のブログ記事で書いたことありますが、この工程を省いてる業者さんも中にはいます!!新規のお客様には「過去に業者での分解洗浄したことありますか?」と尋ねるようにしてますが「あります」とご返答されたエアコンを作業すると明らかにお掃除ロボを外した形跡がない!ってことも多々有り。見れば分ります。
自動お掃除機能が付いてるのに相場よりかなり安い(10,000円以下)、作業時間が短い(1時間前後)場合はどこまで分解洗浄するのか確認するのが良いかと思います。
私の感覚ですが、お掃除機能付きエアコン相場は1台15,000円~20,000円、作業時間は2~3時間かなといった感じです。
もちろんお客様がご納得の上であれば、安くて早い!!をお求めの方には有り難い事なので否定することではないと思っています。
2018年製で今回始めてのエアコンクリーニングとの事。汚れ具合をチェックします。各エアコンパーツ、送風ファンやその周辺、アルミフィン、ドレインパンそれぞれ満遍なく汚れていました。
外装カバーやフラップ、フィルターの汚れ
アルミフィン(熱交換器)、ドレインパン、送風ファンやその周辺の汚れ
自動お掃除機能は良くない!と気づいてしまったお客様からの質問で「壊れるまでは使いたいけど、どうしたら良いですか??」とよく聞かれます。解決方法は簡単。リモコン操作で「自動フィルターそうじ」をOFFにして、ノーマルエアコンと同じように定期的に自分でフィルターは掃除する事です。これでエアコン内部でホコリが舞ってしまうリスクはほぼなくなります。
汚れのチェックを行ったらエアコンを養生して洗剤を噴霧します。当店では使用するエアコン用の洗剤は主に3種類。
1、エアリセッター(アルカリ性で油汚れに効く)
2、黒カビキラー(カビに効く)
3、湯泡美(雑菌に効く)
エアコン分解は覚えてしまえば同じ手順ですが、汚れ方は一台一台違います。特に深く考えず同じ洗剤、同じ濃度、同じ量の洗剤を使っても落としきれない汚れが出てしまいます。分解後に汚れをチェックし、それに合わせた洗剤を使うのはとても重要な作業の一つ。当たり前だと思いますが以外と出来ていない事かもしれません。
エアコン本体に洗剤を噴霧したら汚れを浮かせるためしばらく放置。その間に分解しパーツを浴室をお借りして洗浄します。お掃除ロボが機能せずフィルターはホコリで先が見えないほどでしたがすっかりキレイになりました。
パーツ洗い後は高圧洗浄機を準備。バケツに水を入れそれを組み上げて高圧にしてエアコン本体を洗浄します。なのでこの水に当店では湯泡美(除菌剤)を少量配合してより除菌効果を高める工夫をしています。エアコンからの酸っぱい臭いは雑菌の繁殖が原因なので効果的です。
高圧洗浄機でアルミフィン(熱交換器)、ドレインパン、送風ファンなどを洗浄していきます。ある程度事前に洗剤で漬け置きし汚れを浮かせておくことでスルスル汚れが流れ落ちていきます。
フィルター自動お掃除ロボは水洗いが出来ないためブラシ付き掃除機でホコリを隅々まで吸い取ります。裏側にもけっこうホコリやカビが付いています。
洗浄後はアルミフィンやドレインパンには消臭抗菌コートを、ルーバーや送風口には防カビ剤(防カビ侍)をコーティング!無料で行っています。(防カビコートPROはオプション)
ビフォー・アフターをどうぞ(^o^)
アルミフィン(熱交換器)
アルミフィン(熱交換器)
送風ファンやルーバー
エアコンから出た汚水、ダストボックス
残り2台のお掃除機能付きエアコンも同様の作業で無事完了です。3台でやく6時間の作業となりました。お客様は「汚れていると思っていたけど想像以上でびっくり!」とおどろいていましたがキレイになったエアコンにとてもご満足頂けたようです。
今年はまだまだ残暑が厳しい夏のようです。キレイになったエアコンの空気で快適にお過ごしください^^;
まとめ、
エアコンに自動お掃除機能付きは必要か??
年間1,000台以上のエアコンクリーニングを行っているワンダフルクリーンサービス店長の浦上としては・・・
不要です!!
人により高いところの掃除が出来ない、届かない、危ない、などの理由でお掃除機能付きが良いと判断される方もいると思います。確かにその通りですね。怪我のリスク、そもそも届かないのであれば「自動お掃除機能」は有効です。
ただし、ダストボックスの掃除は結局人の手が必要。そうじを忘れるとよりエアコンが汚れます。パナソニックなど一部機種ではダクトホース式で直接外部にホコリを放出する機種もありますが、ホース詰りなどのリスクがあります。
ノーマルエアコンだとひたすらフィルターにホコリが蓄積し、空気の通りが悪くなりエアコンの効きが悪くなる、電気代も高くなる、と言ったことになります。ですがエアコン内部にホコリを撒き散らすことはありません。
いつフィルター掃除したかも分からないノーマルエアコン。ホコリが積りに積もって綿のようになってますが意外とアルミフィンは汚れていませんでした。
お掃除機能付きのメリット
1、フィルター(ダストボックス)掃除の頻度が少なくなる
お掃除機能付きのデメリット
1、使い方を間違えるとエアコンがより汚れる
2、購入価格がノーマルの2~5倍する
3、業者の分解洗浄価格が1.5倍~2倍になる
4、故障しやすい
エアコンの寿命は約10年。お掃除機能付きエアコン価格はノーマルの2~5倍はします。場合によっては毎年エアコンクリーニングを業者に頼んでもノーマルエアコンを選んだ方が安い場合も。この記事を読んで下さった方ならどちらのエアコンを選びますか??
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今回のおそうじ日誌はここまでです。このブログではお掃除屋さんの日々のお仕事の様子を紹介しています。
最後までお読み頂きありがとうございました^^;
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