縦型洗濯機クリーニング｜パナソニック乾燥機能付き｜埼玉県さいたま市緑区
埼玉県さいたま市緑区でタテ型洗濯機分解クリーニング(PanasonicNA-FW10051/2014年製)を行ってきました。
10年使用でここ数年洗濯物にカスが付いたり匂いが気になり、当店ホームページを見て洗濯機分解クリーニングのご依頼を頂きました。市販の洗濯槽クリーナー使っても改善されなかったとの事でした。
それでは分解クリーニング始めます！
まずは外装カバートップや中フタを外します。洗濯槽上部(バランサー)が見えてきますがこの段階で黒カビが...市販の洗濯槽クリーナーでお掃除しても洗剤が効くのは当然水が貯まる部分まで。上部は汚れたままです(TдT)
次にパルセーター(水色のパーツ)を外します。このパルセーターはご家庭でも簡単に外すことが出来るので気になる方はチャレンジしてみて下さい。プラスネジが太いので3番のプラスドライバーを使います。裏側は石鹸カスなどで汚れています。
そしてここからがプロの分解！洗濯槽を外しますがパナソニックの場合は38mmの六角ナットで留め付けられているため電動工具を使用します。水垢で固着している場合が多いので低トルクからだんだんトルクを上げて慎重に外します。いきなり高トルクで回すとナットや軸を破損させてしまう事があります。
ナットが外れたらいよいよ洗濯槽を本体から取り外します。ここで使うのがプーラーという工具で、水垢で固着した洗濯槽と本体を引き剥がすのが目的です。当店で使用しているのプーラーは特注オーダーで全機種に対応する優れ者です！せっかくここまで分解したのに洗濯槽が水垢固着して抜けずクリーニング断念する場合もあります。洗濯機分解クリーニングが難しい理由のひとつです。※当店ではこれまで抜けなかった洗濯槽はありません(^^)
洗濯槽を本体から外すと、カビ、水垢、皮脂、タンパク質、洗剤カスなどなどが混ざったベトベトの汚れがぎっしり付着してます...
普段使用している状態では全く分かりませんが糸くずフィルターの裏側もこんなに汚れが溜まっています。ここまで分解しないと外すことが出来ないです。
分解が終わったら洗剤を噴霧して汚れを浮かせます。使用する洗剤は塩素系洗剤とアルカリ洗剤です。カビや皮脂汚れをしっかりと分解し汚れを落とします。
それぞれのパーツをブラシなどで隅々まで掃除しますが当店では高圧洗浄機も使用してより細かな隙間に入り込んだ汚れも落とします。洗浄水には風呂釜追い焚き配管洗浄でも使用する殺菌剤(湯浴美)を配合した除菌水を使いより強力に洗浄します。
最後に仕上げ洗いをして洗浄完了です！
ビフォー・アフターをどうぞ(^o^)
お客様にご確認してもらい大変喜んで頂けました！これで気持ちよく毎日洗濯が出来ますね(^^)ご家庭で出来る洗濯機のおそうじは、洗濯槽クリーナーや酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)、オキシクリーンでつけ置き洗い、やれる方はパルセーターを外してのおそうじくらいしか出来ません。あとは洗剤の入れすぎに注意(特に粉石鹸)して、2～3年に1度はプロの業者に分解クリーニングをご依頼くださいm(_ _)m
当店の洗濯機分解クリーニング詳細はここをクリック！！
今回の作業日誌はここまでです。このブログではお掃除屋さんの日々のお仕事の様子を紹介いたしました。
最後までお読み頂きありがとうございました^^;
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